院長紹介
院長

金子 明弘(かねこ あきひろ)
ご挨拶
2020年5月の開院以来、地域の皆様に支えられながら診療を続けてまいりました。
当院では、総合内科専門医・循環器専門医として、風邪や生活習慣病などの一般内科から、心臓や血管の専門的な診療まで幅広く対応しています。特に心エコー検査や心臓リハビリテーションに力を入れており、大きな病院に通わなくても、身近なクリニックで専門的な医療を受けていただける環境を整えています。
患者様お一人おひとりの声に耳を傾け、お体の状態や生活背景に合わせた診療を心がけています。「何かあったらまず相談できる」、そんな存在でありたいと思っています。
気になる症状がございましたら、どうぞお気軽にご来院ください。
専門分野
- 総合内科、循環器内科、心臓リハビリテーション
認定資格
- 医学博士
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
- 日本循環器学会 循環器専門医
- 日本超音波医学会 超音波専門医
経歴
- 2004年滋賀医科大学卒業
- 2004年神戸大学医学部附属病院
- 2006年神鋼加古川病院
- 2009年神戸大学大学院入学
- 2013年神戸大学大学院卒業(博士号取得)
- 2013年宝塚市立病院
- 2018年加古川中央市民病院
- 2020年5月かねこ内科循環器クリニック開院
所属学会
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本心臓病学会
- 日本超音波医学会
- 日本心エコー図学会
- 日本成人先天性心疾患学会
- 日本小児循環器学会
- 日本心臓リハビリテーション学会
院長インタビュー
患者様の声を1つでも多くすくい上げ
地域の皆様に寄り添う医療を

循環器内科を専門に選ばれた理由は?

心臓という臓器に強い関心がありました。心臓は全身に血液を送り出す、生命維持の要となる臓器です。その心臓をしっかりと診断し、治療できる医師になりたいという思いから、循環器内科の道に進みました。
また、内科と循環器内科は生活習慣病を通じて深い繋がりがあります。高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、動脈硬化を引き起こし、やがて心筋梗塞や脳卒中へと繋がることがあります。こうした病気の流れを見据えて、トータルに診ていくことが大切だと考えています。

この地で開業されたきっかけを教えてください

子供の頃から馴染みのある地域だったことが大きいですね。父の職場が近くにあったため、幼少期にはよくこのあたりで遊んでいました。宝塚市立病院で勤務していた頃に、この場所でクリニックを開けることを知り、将来の開業場所として考え始めました。
縁のある地域で、地域の皆様がいつでも気軽に相談できる「かかりつけ医」になりたい。そんな思いで2020年5月に開院しました。

診療で大切にしていることは?

患者様の声を1つでも多くすくい上げることです。来院される方は、お体や健康に何らかの不安を抱えていらっしゃいます。そのお悩みをしっかりと聞き出し、改善や解消に繋げていきたいと考えています。
大きな病院では、どうしても受診の間隔が長くなりがちです。地域のクリニックだからこそ、患者様お一人おひとりに合わせて、きめ細やかな診療ができます。入りやすく、気軽に相談できる雰囲気を大切にしています。
専門性を活かした心エコー検査
大病院に通わなくても受けられる精密な評価

心エコー検査の特徴を教えてください

当院では通常の2D(二次元)エコーに加えて、3D(三次元)エコーやスペックルトラッキング法という手法を用いた検査を行っています。3Dエコーでは心臓を立体的に描出できるため、より正確な評価が可能です。患者様への説明もしやすくなります。
スペックルトラッキング法は、心臓の筋肉の微細な動きを数値化する手法です。見た目ではわからない心臓の異常を早期に見つけるのに役立ちます。当院ではほぼ全例で2Dと3Dの両方を撮影し、相互に評価しています。

心臓弁膜症の患者様にはどのように対応を?

私は大学院で心臓弁膜症の臨床研究を行い、加古川中央市民病院ではカテーテルによる弁膜症治療の立ち上げにも携わってきました。心臓弁膜症は心エコーが診断と治療方針の決め手となる病気です。
当院では弁膜症の重症度を判定するための「定量評価」を行っています。見た目の印象だけでなく、数値としてしっかりと評価することで、手術が必要かどうかの判断まで対応できます。手術が必要になるまでは、当院で継続して経過を診させていただくことが可能です。

不整脈が疑われる場合、どのような検査を?

動悸の症状で来院される方は多くいらっしゃいます。「ストレスかな」「すぐ治まるから」と様子を見ている方も多いのですが、検査をすると治療が必要な不整脈が見つかることもあります。
当院では従来の24時間ホルター心電図に加えて、最長2週間記録できる長時間ホルター心電図も導入しています。発作の頻度が少ない不整脈でも、長時間記録することで捉えやすくなります。「たまにしか起こらない」という症状でも、一度ご相談いただければと思います。

ペースメーカー外来にはどのような方が?

ペースメーカーを植込んだ後は、機械の作動状況や電池残量を定期的にチェックする必要があります。これまで大きな病院で管理を受けていた方が、通いやすさから当院に移ってこられるケースが増えています。
当院ではメーカーを問わず対応しています。通常、クリニックでは特定のメーカーのみ対応することが多いのですが、当院ではそうした制限を設けていません。異常が見つかった場合は、速やかに専門機関と連携して対応します。完全予約制で、3ヶ月から半年ごとにチェックを行っています。
心臓リハビリテーションで
日常生活の自信を取り戻す

心臓リハビリとはどのようなものですか?

心臓や血管に病気のある方を対象とした、運動療法を中心としたプログラムです。「心臓が悪いのに運動して良いの?」と思われるかもしれません。しかし、動かないでいると筋力が低下し、ちょっとした動作でも心臓に負担がかかるようになります。
医師の指導のもとで適切な運動を続けることで、心臓の負担を軽減し、再発予防にも繋がることがわかっています。当院では心肺運動負荷試験(CPX)を行い、お一人おひとりに合った運動プログラムを作成しています。

リハビリの安全管理はどのように?

リハビリ室にはエアロバイクを4台設置しており、運動中は心電図と血圧を常時モニタリングしています。看護師がタブレット型のポータブルモニターを持ち、常時患者様の状態を確認できる体制を整えました。診察室でも医師が心電図を監視しているので、安心してリハビリに取り組んでいただけます。
週1回の通院に加えて、ご自宅でも無理のない範囲で体を動かすことをおすすめしています。お買い物に出かけるだけでも、十分なリハビリになります。

心臓リハビリで印象に残っているケースは?

寝たきりになりかけていた方が、早めにリハビリを始めたことで、また自分の足で歩けるようになったケースがあります。心臓に病気があると、どうしても自信を失いがちです。でも、体を動かせるようになると、外出にも前向きになれます。
ご高齢の方やマシンを使った運動が初めての方でも、無理なく取り組めるプログラムになっています。諦めずに、ぜひご相談いただければと思います。
循環器専門医の視点で診る
生活習慣病の管理

生活習慣病の診療で心がけていることは?

私は総合内科専門医と循環器専門医の両方の資格を持っています。生活習慣病と循環器疾患は密接に繋がっているため、将来の心臓病や脳卒中を防ぐことを見据えて、しっかりと管理していくことを大切にしています。
血圧の目標値についても、「ここまでで良い」と言われている方がいらっしゃいますが、将来のリスクを考えると、もう少し下げたほうが良い場合もあります。毎回の診察でその重要性をお伝えしながら、一緒に治療を進めています。

栄養指導はどのような方が対象ですか?

生活習慣病や心不全、慢性腎臓病の方などが対象です。当院では管理栄養士による栄養指導を行っており、医師も内容を確認しながら、継続できる方法を一緒に考えています。
特に力を入れているのは、ご高齢の方の「低体重」対策です。一般的な栄養指導は制限が中心になりがちですが、ご高齢の方に過度な制限をすると、食事量が減り、かえって筋力低下や骨折のリスクが高まります。食事量を維持しながら、タンパク質をしっかり摂っていただくことを重視しています。
地域のかかりつけ医として
気軽に相談できるクリニックに

患者様へメッセージをお願いします

動悸や胸の痛み、息切れなど、気になる症状があれば、早めにご相談ください。検査をして「心配ありませんよ」と安心して帰っていただくことも、私たちの大切な役割だと考えています。どの科を受診したら良いかわからない時も、まずは当院にお越しください。適切な医療機関への紹介が必要な場合は、患者様のご希望に応じて、責任を持ってご紹介いたします。
「ここに来たら何とかしてもらえる」と思っていただけるクリニックを目指して、これからも地域の皆様に寄り添った診療を続けてまいります。



