専門分野
総合内科、循環器内科、心臓リハビリテーション
金子 明弘(かねこ あきひろ)
高血圧や糖尿病、コレステロールが高いと言われても、自覚症状がないため「まだ大丈夫」と思われる方は少なくありません。しかし、これらの生活習慣病は静かに動脈硬化を進行させ、やがて心筋梗塞や脳卒中といった重篤な病気を引き起こすことがあります。
兵庫県尼崎市のかねこ内科循環器クリニックでは、循環器専門医の視点から、将来の心臓病・脳卒中を防ぐことを見据えて生活習慣病の管理を行っています。「今」だけでなく「10年後、20年後」の健康を守るための治療です。
など
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、動脈硬化が進みます。心不全、心筋梗塞、脳卒中、腎臓病のリスクを高めるため、適切な管理が必要です。「ここまで下げれば大丈夫」と言われている方も、将来のリスクを考えるともう少し下げたほうが良い場合があります。
血糖値が高い状態が続くと、血管や神経に障害をきたします。網膜症、腎症、神経障害といった合併症のほか、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。
LDLコレステロール(悪玉)が高い、HDLコレステロール(善玉)が低い、中性脂肪が高いといった状態は、動脈硬化を進める原因になります。自覚症状がないため放置されやすい病気です。
尿酸値が高い状態が続くと、関節に尿酸の結晶がたまり、激しい痛みを伴う痛風発作を起こすことがあります。腎臓にも負担がかかるため、発作がなくても治療が必要な場合があります。
脂肪肝は、肝臓に脂肪が溜まった状態で、生活習慣病と密接に関係しています。自覚症状がほとんどないため気づきにくい病気ですが、放置すると肝硬変や肝臓がんに進行するリスクがあります。
当院では腹部エコーで脂肪肝の評価を行うとともに、肝臓の硬さ(肝硬度)を測定する機能も備えています。肝硬度が高い場合は肝硬変に近づいているサインです。数値の悪化が見られる方には、早期に専門医・専門機関へご紹介します。
当院の院長は、総合内科専門医と循環器専門医の両方の資格を持っています。生活習慣病と心臓・血管の病気は密接に繋がっているため、両方の視点から診療できることが強みです。
血圧や血糖値の目標は、患者様の年齢や合併症の有無によって異なります。ガイドラインに沿いながら、お一人おひとりに合った目標を設定し、毎回の診察でその重要性をお伝えしながら一緒に治療を進めていきます。
当院では、生活習慣の改善で対応できる場合は、できるだけお薬を使わずに治療を進める方針です。食事の見直しや適度な運動を取り入れることで、数値の改善が期待できるケースも多くあります。
それでもコントロールが難しい場合や、リスクが高い場合には、内服薬や注射薬による治療を追加します。お薬を使う場合も、なぜ必要なのかを丁寧にご説明し、納得していただいた上で治療を進めます。
ご希望の方には、「Welbyマイカルテ」というアプリを使って、血圧や血糖値、体重、歩数などを記録・管理していただくことができます。データは医師とも共有できるため、日々の変化を把握しながら、よりきめ細やかな指導が可能になります。
スマートフォンの操作が苦手な方には、従来どおり紙での記録にも対応しています。
当院では、管理栄養士による個別の栄養指導を行っています。患者様のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる食事改善をサポートします。
特にご高齢の方には、過度な制限よりも「しっかり食べること」を重視しています。食事量が減ると筋力低下や骨折のリスクが高まるため、タンパク質をしっかり摂りながら、バランスの良い食事を心がけていただくよう指導しています。