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風邪、インフルエンザ、発熱、咳、のどの痛みなどの感染症状。
下痢、嘔吐、腹痛などの消化器症状。
咳が長期間続く、息が苦しい、いびきがひどいなどの呼吸器症状。
花粉症や鼻炎などのアレルギー症状、頻尿や排尿時痛、残尿感などの膀胱炎症状、尿が出にくい、腎臓が悪いと言われた、その他関節リウマチや膠原病など全身炎症性疾患など内科疾患全般にわたって診療していますので、まずはなんでもご相談ください。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風発作)、肥満症などこれらの病気は早期であると症状がありませんが、放置していると重篤な病気(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、腎不全など)に至ってしまいます。
可能な限り、食事療法や運動療法(適度な有酸素運動)で患者様と一緒に治療を進めていきますが、コントロールが難しい場合には内服薬や注射薬を使った治療も追加いたします。
狭心症、心筋梗塞(心臓に栄養を送る血管(冠動脈)に狭窄や閉塞を来す病気です。 心筋梗塞は、心臓に送られる血流が途絶えてしまい、心臓の筋肉が壊死して胸の痛み、背中の痛み、みぞおちの痛みをきたしてしまう病気です。狭心症は、心臓に十分な血流を送ることができず、胸の痛みや、息苦しさが出現する病気です。当日中に採血やがレントゲン、安静時心電図、心臓超音波検査を行った結果で急性心筋梗塞や不安定狭心症(危険な狭心症です)が疑われた場合には、緊急の治療が必要な場合も多いため、速やかに近隣の専門病院へご紹介させていただきます。当日検査で安定していることが確認できれば、後日運動負荷検査を行って、運動時に症状が出現するかどうか、心電図が変化するかどうかを評価していきます。心臓カテーテル検査などが必要であると考えられるような方は、速やかに近隣の専門病院へご紹介させていただきます。カテーテル治療後や冠動脈バイパス手術後の方も、心臓リハビリを含め、当院にて定期的に診させていただくことが可能です。
心臓弁膜症(心臓の中にある逆流防止弁の異常です。) 健康診断で指摘される心雑音の原因となることがあります。心臓弁膜症があるからといってすぐに手術が必要という訳ではありません。
当院では、心臓超音波を専門としており、定期的な通院をしていただいた中で、手術適応のある患者様がおられましたら速やかに近隣の心臓血管外科施設へご紹介させていただきます。また、心臓弁膜症術後の患者様も、術後の心臓リハビリを含め、当院にて定期的に診させていただくことが可能です。
心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症など) 心臓の筋肉自体の病気で、心臓が大きくなったり、心臓の動きが悪くなったり、心臓の壁が分厚くなったりする病気です。
胸部レントゲン、安静時の心電図や心臓超音波検査で偶然見つかることも多いです。初めて心筋症が疑われた方は、今後の治療方針によって生命予後(どれくらい長く生きられるか)が大きく変わりますので、一旦近隣の専門病院にご紹介させていただきます。病状が安定しましたら、心臓リハビリを含め、当院にて定期的に診させていただくことが可能です。
大動脈疾患(心臓から全身に血液を送る通り道である大きな動脈を大動脈といいます。) 動脈硬化や生まれつきの病気で大動脈が拡張してくる場合があり、大きくなりすぎると破裂や解離(血管の一部が裂けてしまう)のリスクが高くなり、手術が必要な場合があります。近隣の病院で定期的なCT検査が必要となりますが、破裂のリスクが低い場合に大切なのは、生活習慣病の管理となりますので、心臓リハビリを含め、当院にて定期的に診させていただくことが可能です。大動脈瘤術後、大動脈解離術後など、大血管手術後の方も定期的な受診をしていただけます。
不整脈(期外収縮、発作性上室頻拍、心房細動などの上室性不整脈、心室頻拍などの心室性不整脈、徐脈性不整脈など) めまいや動悸症状の原因となります。安静時の心電図や24時間ホルター心電図でわかることも多いです。ほとんどの方が経過観察で十分であったり、薬剤投与で改善する場合が多いのですが、不整脈の種類によっては、緊急の治療が必要な場合も多いため、速やかに近隣の専門病院へご紹介させていただくことがあります。洞不全症候群、房室ブロックといった徐脈性不整脈(脈が遅くなってしまう不整脈)では、ペースメーカの植え込みが必要となることがあります。徐脈性不整脈の方でペースメーカ植え込み後の方には下記ペースメーカ外来への受診もしていただけます。
心臓リハビリテーションとは、心臓や心臓を取り巻く血管(冠動脈)、下肢を栄養する血管(末梢動脈)に疾患のある患者様を対象とした、運動療法が中心となったプログラムです。
心臓リハビリテーションと聞いてもピンとこない方が多いと思います。心臓の病気なのに運動してもいいの?と思うのも当然です。確かに、以前は心臓や血管などの循環器疾患を持つ方に運動させてはいけないとされてきました。心臓の病気をお持ちの方が、ご自宅で安静にすることで筋肉や神経の調節機構を含む身体全体の機能を落とし、さらに運動ができなくなるなどの悪影響をおこすのです。心臓リハビリテーションは、医師の指導のもとで定期的に運動療法を行うことにより、患者さんの活動量を上げ、心機能を改善させたり、心臓の病気の再発率を低くすることができる治療として注目されています。
ペースメーカ植え込み術を受けられた方は、機械の作動状況や、電池残量の確認のため、 定期的なチェックが必要となります。当院では、完全予約制で3カ月毎~半年毎のペース メーカチェックが可能です。
「気管支喘息」よくいう喘息(ぜんそく)です。 気管支喘息の人の空気の通り道(気道と言われます)は、常に炎症をおこしており、健康な人に比べて気道が狭くなって空気が通りにくくなっています。炎症がおこっている気道はとても敏感になっていて、正常な気道ならなんともないホコリやタ バコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり、発作がおきてしまいます。気管支喘息に対する治療の中心は、発作の予防であり、症状がない時から気道の炎症を抑えることが大切です。発作時が起こってしまった場合は、吸入や点滴治療を行います。
慢性閉塞性肺疾患(COPD[シーオーピーディ]と言われます) 長期間の喫煙歴がある方や、ご家族や同僚の中に喫煙される人が多い方が、タバコの煙などの有害な物質を長い間吸い続けることによって炎症が起こる肺の病気のことです。症状としては、動いた時に息切れがしたり、慢性的に咳や痰が続くようになります。症状が疑わしい場合には、呼吸機能検査といって息を吸ったり吐いたりして肺の能力を調べる検査をお勧めしています。治療としては、禁煙や吸入薬のほか、在宅酸素などがあります。「どうしても禁煙したいけれども一人ではなかなか禁煙できない。」と思われている方は、1年に1回まで保険診療が可能な下記【禁煙外来】へ受診していただくことができます。
禁煙は、いつ始めても遅くありません。長期間の喫煙で傷ついた身体も、禁煙を続けることができれば、健康な身体に近づけることができます。禁煙外来の期間は12週間(診察は5回)ですが、最後まで通院できた方は、2人に1人が禁煙に成功しているという報告もあります。我々から、禁煙が続けられるアドバイスもさせていただき、一緒に禁煙に取り組んでいく外来です。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。ほとんどの場合、これにはいびきを伴います。
無呼吸のために熟睡できず、日中など起きている時間に異常な眠気を催し、集中力低下の原因ともなります。その他、睡眠中に頻回に目が覚め、朝起きた時に頭痛やだるさを感じることもあります。
10秒以上の無呼吸や低呼吸が一晩に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群です。
症状が疑わしい場合には、ご自宅で簡単に行える、簡易的な睡眠時無呼吸検査(PSG[ピーエスジー]と言われます)をお勧めしています。PSGで重症の睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には、ご希望の方にCPAP[シーパップ]療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を導入することができます。CPAP療法は閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療方法として現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。